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梅子のスペイン暇つぶし劇場

毒を吐きますので、ご気分の優れない方はご来場をご遠慮ください。

悩みは深い海の如く 2

前回のお話は、コチラ。 子供を持つことに躊躇する理由は、まだまだある。 (考え出すと、本当にキリがない。笑。) 例えば、我が家には、もうこれ以上子供部屋を作れるほどの部屋数もないし、広さもない。 男の子だったら、アーロンとエクトルと「3人同じ部…

悩みは深い海の如く 1

結婚前、ビクトルと2人でバルセロナへ旅行したことがある。 それまでテレビや雑誌なんかでしか見たことのなかったサグラダファミリアを、初めて目の当たりで見た時の感動は、今でも忘れられない。 しかしこの旅行は、私にとって忘れられない、もう1つ別の思…

愛しき家族のつくりかた

「梅子は変わったよ!ここに来たばかりの頃の君は、そんなんじゃなかった!!」 これは、私にとって、最も心に突き刺さる言葉で、そして最も私を怒らせる、ビクトルからの言葉だ。 子供たちの夏休み中の、とある夜、夕飯を終え、食器を洗っている最中に、私…

おにいちゃんのリベンジ

しれっと9月が始まって、8月のビクトルの親権期間が終わった。 先週の金曜日から、子供たちはまた、週末をシュエ家族と共に過ごす日々が始まった。 日曜の夜、ビクトルとリビングで「進撃の巨人」を見ていると、階下のゲートの呼び鈴が鳴り、子供たちが帰っ…

ママ友の教えたまいし

先日、子供たちと私の3人で、近所のスーパーに買い物へ行った。 その日の夜、家族で映画を観に行く予定だったので、映画館で飲むジュースとスナック菓子を買いに行ったのだ。 (映画館にももちろんそういうのは売っているし、本当は持ち込みはおそらくダメな…

ただいま。

約1カ月間の日本里帰り。 1カ月なんてあっという間に過ぎ去って、スペイン(現実の世界)に帰ってまいりました。 私にとって、この1年に1度の里帰りは、年末年始のような感覚です。 里帰りのために日々を過ごしているようなもので、里帰りから帰って来ると、…

初夏の夜の夢

6月に入った途端、もうすっかり夏みたいに毎日暑くて、寝苦しい夜が続いている。 寝苦しいと熟睡できなくて、夢ばかり見る。 昨夜も夢を見た。 夢の中で、私とビクトルは、日本に里帰り中。 滞在して、まだ1週間もたっていないぐらいの頃だった。 私は1本の…

スペイン カフェ・ストーリー

クサクサした内容の記事ばかり書いていたので、箸休めがてらに今日はカフェのお話。 あ、そういえば、以前書いていた「「ある海辺の詩人」という映画」の話が、まだ途中でした…。 後日書きましょう。(忍法・後回しの術。) このブログでもちょくちょく話す…

もうひとりの息子

「今週のお題」のお題が、もう間もなく変わっちゃうんじゃないか、すべり込みセーフできるかどうかの瀬戸際で挑む!! 「犬派?猫派?」 私は猫派。夫ビクトルも猫派。 ちなみに言えば、前妻シュエは、犬派のようである。 ちなみにちなみに、今までに知って…

まつりのあさに

前回の記事でもお伝えしたように、私が住んでいるこの街では今、街全体がお祭りムードで賑やかだ。 先日、夫ビクトルの友人達の誘いで、食事に行ったのだが、その後、夜の街を歩いて、お祭り見物をすることになった。 スペインの夕飯時間は遅く、友人達とレ…

ビクトルの友人達

夫ビクトルの、友人との付き合い方は、“狭く・深く”だ。 私もそうだ。 ま、つまり、2人とも友人は少ないということだ。 そんな、数少ないビクトルの友人の中に、小学校時代からの幼馴染みグループがある。 私が彼らに知り合ったのは、結婚前の、私がまだ旅行…

我が家のおバカで楽しい言葉事情

「今週のお題」が“方言”だったので、地方出身の端くれとして、今回も果敢にチャレンジしたいと思う。 私は、東北の雪国出身なので、方言や訛りの中で育った。 その後、東京へ上京して、いっちょまえに標準語で学生生活→社会人生活を送ったが、やっぱり生まれ…

限りなく透明に近い私

平日の午後はいつも、私はほとんど夫ビクトルと会話ができなくなる。 子供たちが学校から帰って来ると、私は私で、子供たちの着替えの世話や夕飯の支度、洗濯やお風呂の支度なんかで忙しくなるし、ビクトルはビクトルで、子供たちの宿題を見たり、自身の仕事…

バレンタインデー

しれっとブログのデザインを変えてみた。 開設して間もない素人ブログだし、驚く人もそういまい。 「今週のお題」っていうのが、奇しくも「バレンタインデー」だったので、初チャレンジがてら、今さらながらの、バレンタインデーの話。 スペインでも、2月14…

エステバン ベネチアへ行く 3

前回までのお話(1)はコチラ。 前回までのお話(2)はコチラ。 母親の死後、母親が住んでいた家は、息子であるエステバンに相続された。 「嫌な思い出ばかりだから。」と、彼がそこに住むことはなかった。 彼は現在、その家を同じ世代の学生たちにシェアハ…

エステバン ベネチアへ行く 2

前回までのお話はコチラ。 夫ビクトルの姉であり、甥っ子エステバンの母親は、少々気難しいタイプの女性だったそうだ。 「もう勉強はまっぴら!」と、大学へは進学せず、高校を出た後、彼女は社会人になった。 当時まだ健在だった、ビクトルの父親の口利きで…

エステバン ベネチアへ行く 1

前回の日記「罪に立たされる女 (後編)2」で登場した、エステバンについて、今日は書こうと思う。 エステバンは、私の夫ビクトルの甥っ子だ。 ビクトルの姉にあたる、エステバンの母親は、10年ほど前にこの世を去っている。 エステバンは、現在27歳で、大学…

隣人は5階に潜む

ウチのマンションは、通りに沿っていびつなコの字型のマンションで、エントランスが4つある。 1つのエントランスごとに約16世帯が住んでいる。 ウチは、1階の1部屋が歯科クリニックなので、たぶん15世帯が住んでいる…と思う。 マンション自体は、おそらく築2…

ツレが映画ヲタでして。

夫ビクトルは、“超”が100万個ついても足りないぐらいの“超”映画好き。 ほぼ毎日、自宅でなんらかの映画のDVDを見ている。 書斎には、床から天井まで壁一面の本棚に、DVDがびっちり収められている。 個人的にスゴイなと思うのは、映画を1度見ただけで、いつま…