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梅子のスペイン暇つぶし劇場

毒を吐きますので、ご気分の優れない方はご来場をご遠慮ください。

忘れられる子供たち…のユニフォーム 後編

前回までのお話は、コチラ。 「続きもどうぞお付き合いください。」とか言っておきながら、あれよあれよのうちに、もう次の週末が来てしまった。 年を追う毎に、月日の流れる早さにゾッとする。 さて、それでは改めて、先週日曜日の話。 日曜日の午後、私と…

忘れられる子供たち…のユニフォーム 前編

もう4月になってしまったが、今年もおかげさまで、我が街の最大イベントであるお祭りが、凄まじい爆竹の騒音と共に、先月終わった。 連日の外の爆音に、すっかり縮み上がってしまった我が家の猫、猫の助は、祭りの間中は決してベランダに出ることはなく、祭…

悩みは深い海の如く 2

前回のお話は、コチラ。 子供を持つことに躊躇する理由は、まだまだある。 (考え出すと、本当にキリがない。笑。) 例えば、我が家には、もうこれ以上子供部屋を作れるほどの部屋数もないし、広さもない。 男の子だったら、アーロンとエクトルと「3人同じ部…

悩みは深い海の如く 1

結婚前、ビクトルと2人でバルセロナへ旅行したことがある。 それまでテレビや雑誌なんかでしか見たことのなかったサグラダファミリアを、初めて目の当たりで見た時の感動は、今でも忘れられない。 しかしこの旅行は、私にとって忘れられない、もう1つ別の思…

裁きは終りぬ ~一旦終息編~

※本シリーズは、現在進行形の出来事を提供しておりましたため、飛び飛びに更新しておりますこと、何卒ご容赦ください。 尚、前回までの記事につきましては、「【前妻のこと】「裁きは終りぬ」シリーズ」カテゴリーより、ご参照ください。 大方のあらすじを含…

廻る因果

【神秘】 人間の知恵では推しはかれないような不思議さ。 「新明解国語辞典」より 私は今、“神秘”を見ているのかもしれない。 数年前、スペインに移住し、ビクトルと結婚した年。 あの1年間は、“壮絶”、この一言に尽きる1年だった。 ほぼ毎日のように、ビク…

罪と罰 2

前回までのお話は、コチラ。 私たちが、日頃子供たちに言い聞かせていることを、ビクトルがマックスに伝えると、マックスは、言葉を失ったようだった。 「実は、最近、僕たちは実家に行くのをやめてるんです。お恥ずかしい話ですが、以前から僕の母とシュエ…

罪と罰 1

今週、私と夫ビクトルは、気分の重い平日の午後を過ごしている。 本当は、子供たちとたくさん話したいし、平日の夜を普通に家族団らんしたい。 子供たちの好きな親子丼を作ってあげようと思って、週末に鶏のもも肉を買っておいたけど、それも作ってやれそう…

兄はつらいよ アーロンの告白

追々、改めて話そうと思ったのだけど…。 我が家の長男アーロンは、実は小児てんかんを患っている。 幸いにも…なのかどうか、アーロンのケースは、急に倒れたり、けいれんや発作が起こるようなショッキングなタイプではなく、「欠神発作」と言って、時々数秒…

君がそこそこ幸せでやっていてくれると有難い

先週の、ある日の夕方、子供たちが学校から帰って来ると、長男アーロンは「ただいま~♪ただいま~♪」と、鼻歌を歌いながらトイレに直行。 次男エクトルは、自分の部屋に直行…はせず、バックパックも下ろさずに、「タダイマー!」と日本語で言いながら、真っ…

母ちゃんのシャウトが聞こえる

先週の土曜日、私とビクトルは、ママ(=義母)のために食料を買い出しに行き、ママの家を訪問した。 思ったより長居してしまい、急いで我が家に戻った私たちは、遅い昼ご飯の準備に取り掛かっていた。 もう2時間もすれば、友人がやって来て、一緒に映画を観…

All You Need Is FROM CHINA

新年、明けましておめでとうございます。 昨年は、たくさんの愚痴にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。 今年もどんどん吐き出していく所存です。 何卒よろしくお願いいたします。 さて、2017年一発目の愚痴、いってみようと思います。 昨年…

散々な週末 3

あれからもう、何度週末が過ぎ去っていったことでしょう…。 本シリーズは、先月のとある週末の出来事をお送りしております…。 前回のお話は、コチラ。 7時を少し回ったところで、階下のゲートの呼び鈴が鳴った。 せっかく今度こそ落ち着いて、映画に没頭しか…

散々な週末 2

実はこの2話目の本記事の、下書きを書いた時、謎のWordクラッシュで、文章が全部消えるというハプニングに見舞われ、しばらく書くことに挫折していたのですが、復活です。 あの日からもう、新たに別の週末が2回も終わってしまうのだけど、本シリーズは、先先…

散々な週末 1

タイトル通り、週末は、結果的に散々だった。 今、振り返ってみるだけでも、怒りで手が震えるし、特に、我が夫ビクトルの心中を察すると、胸も痛むし、胃も痛む。 日は遡って、先週木曜日の午後。 ビクトルは、しばらく会っていなかった親友から、久々の電話…

リピーターズ

今朝方、夢を見ていて目が覚めた。 時計を見ると、普段の起きる時間まで、まだ4時間近くもあった。 こういう時、いつもならもう一度寝ようと努力して、すぐに眠りに落ちるのだが、今朝はどう頑張っても目が冴える一方で、眠ることができなかった。 仕方がな…

愛しき家族のつくりかた

「梅子は変わったよ!ここに来たばかりの頃の君は、そんなんじゃなかった!!」 これは、私にとって、最も心に突き刺さる言葉で、そして最も私を怒らせる、ビクトルからの言葉だ。 子供たちの夏休み中の、とある夜、夕飯を終え、食器を洗っている最中に、私…

おにいちゃんのリベンジ

しれっと9月が始まって、8月のビクトルの親権期間が終わった。 先週の金曜日から、子供たちはまた、週末をシュエ家族と共に過ごす日々が始まった。 日曜の夜、ビクトルとリビングで「進撃の巨人」を見ていると、階下のゲートの呼び鈴が鳴り、子供たちが帰っ…

ママ友の教えたまいし

先日、子供たちと私の3人で、近所のスーパーに買い物へ行った。 その日の夜、家族で映画を観に行く予定だったので、映画館で飲むジュースとスナック菓子を買いに行ったのだ。 (映画館にももちろんそういうのは売っているし、本当は持ち込みはおそらくダメな…

ただいま。

約1カ月間の日本里帰り。 1カ月なんてあっという間に過ぎ去って、スペイン(現実の世界)に帰ってまいりました。 私にとって、この1年に1度の里帰りは、年末年始のような感覚です。 里帰りのために日々を過ごしているようなもので、里帰りから帰って来ると、…

梅子とビクトルの旅だち

ブログ立ち上げから早半年。 日に日に更新が滞ってまいりました…。 本当は、「裁きは終りぬ」シリーズも、書けるとこまで書いてしまおうと思っていたのですが、結局書けぬままに、日本に旅立つことになります…。 あと数時間後に、実は、日本行きの飛行機に乗…

日曜の儀式 2

1話完結にするつもりが、to be continued…にしてしまいました。 前回までのお話は、コチラ。 さて、先日の日曜日、ビクトルの前妻シュエとその夫マックスは、子供たちは返してくれたものの(当たり前か)、平日の間に子供たちが最も必要とする制服を忘れ、持…

日曜の儀式 1

私の夫ビクトルと、前妻シュエとの間に生まれたアーロンとエクトルは、平日は我が家で過ごし、金曜の学校が終わってから日曜の夜までは、前妻シュエの家族と共に過ごすことになっている。 金曜日は、シュエか、もしくはシュエの現夫マックスが子供たちの学校…

初夏の夜の夢

6月に入った途端、もうすっかり夏みたいに毎日暑くて、寝苦しい夜が続いている。 寝苦しいと熟睡できなくて、夢ばかり見る。 昨夜も夢を見た。 夢の中で、私とビクトルは、日本に里帰り中。 滞在して、まだ1週間もたっていないぐらいの頃だった。 私は1本の…

裁きは終りぬ ~追撃編~ 

※本シリーズは、現在進行形の出来事を提供しているため、飛び飛びに更新しておりますこと、何卒ご容赦ください。 尚、シリーズがだいぶ長くなってきた上に、しかも今後さらにこの話が続いていきそうな予感を感じ得ない出来事が最近起こりましたので、本シリ…

スペイン カフェ・ストーリー

クサクサした内容の記事ばかり書いていたので、箸休めがてらに今日はカフェのお話。 あ、そういえば、以前書いていた「「ある海辺の詩人」という映画」の話が、まだ途中でした…。 後日書きましょう。(忍法・後回しの術。) このブログでもちょくちょく話す…

iLa iLa iLa

イライラが止まらない。 猫の助を思いっきりモフモフしてみたんだけど、おさまらない。 むしろ気持ち良く寝ていた猫の助までも、モッフモフされまくってイライラしてる。 なんでだろう、30超えたからかなぁ、イライラする! いとうあさこ往年のギャグ、渾身…

裁きは終りぬ ~反撃編~ 3

前回のお話「裁きは終りぬ ~反撃編~ 1」は、コチラ。 前回のお話「裁きは終りぬ ~反撃編~ 2」は、コチラ。 水曜日。 とうとうシュエが、ビクトルの弁護士に返事のメールを返した。 そのメールには、彼女の海外出張について詳細に書かれた、何ページにも…

裁きは終りぬ ~反撃編~ 2

前回のお話「裁きは終りぬ ~反撃編~ 1」は、コチラ。 思わぬマックスからの電話で、金曜の午前中に、シュエにbro-faxが届いたのを知った。 ビクトルと私は、してやった!という少しの爽快感と、でもシュエからすぐさま猛烈な反撃が来るんじゃないかという…

裁きは終りぬ ~反撃編~ 1

※本シリーズは、現在進行形の出来事を提供しているため、だいぶシリーズが続いております。 尚、前回までの記事につきましては、以下のリンク先をご参照ください。 前回までのお話「裁きは終りぬ ~決戦編~ 3」は、コチラ。 「生活スタイルが変わったから。…

裁きは終りぬ ~決戦編~ 3

前回のお話「裁きは終りぬ ~決戦編~ 1」は、コチラ。 前回のお話「裁きは終りぬ ~決戦編~ 2」は、コチラ。 水曜日の朝。 ビクトルが弁護士にbro-faxを送ってくれと頼んだ。 弁護士は、「了解。送り終わったら、連絡するわ。」と言った。 その後、私たち…

裁きは終りぬ ~決戦編~ 2

前回のお話「裁きは終りぬ ~決戦編~ 1」は、コチラ。 ビクトルの弁護士名義で、シュエにbro-faxという、法的な文書を送ることに決めたビクトル。 シュエに抗議と警告をするポイントは3つだ。 ポイント① 最近の海外出張の頻度が、度が過ぎている。 そもそも…

裁きは終りぬ ~決戦編~ 1

※本シリーズは、現在進行形の出来事を提供しているため、飛び飛びに更新しておりますこと、何卒ご容赦ください。 尚、前回までの記事につきましては、以下のリンク先をご参照ください。 前回のお話「裁きは終りぬ」は、コチラ。 前回のお話「裁きは終りぬ ~…

アーロンの偽証 後編

前回のお話(前編)は、コチラ。 前回のお話(中編)は、コチラ。 私とビクトルが書斎で話をしていると、子供たちはとっくに夕飯を済ませてしまったようだった。 1人、2人…とキッチンから出てきて、「パパ~!」とビクトルを呼びながら、書斎へ入って来た。 …

アーロンの偽証 中編

前回のお話は、コチラ。 我が家の次男エクトルのシラミ問題が解決しようとしていた、月曜日の夕方、何度も我が家に電話をかけてきていたのは、やはり、前妻シュエだった。 ビクトルと子供たちが床屋へ行く前に、ビクトルはシュエからメールが届いていること…

アーロンの偽証 前編

我が家の次男エクトルが、見事な丸坊主になって、彼のシラミ問題が晴れて解決した、先週の月曜日。 実はもう1つ別の問題の火種が、燻り始めた。 実は、この日(月曜日)の夕方、子供たちが学校から帰って来て、さぁ床屋に行こうかという時に、電話が鳴った。…

わがまま王子のシラミ退治 後編

前回のお話は、コチラ。 そして日曜日。 子供たちが帰って来る少し前に、ビクトルの携帯に前妻シュエからショートメッセージが届いた。 ビクトルも私も、なんだか嫌な予感がした。 シュエのメッセージはこうだった。 「エクトルの頭にシラミがいるなんて知り…

わがまま王子のシラミ退治 前編

今日は土曜日。 我が家の子供たちは、今頃、前妻シュエの家か、もしくはシュエの現夫マックスの実家で、くつろいでいることだろう。 シュエもマックスも、今週末は次男エクトルの変わり果てた髪型に、度胆を抜かされただろうか。 「あれま!可愛くなっちゃっ…

「ある海辺の詩人」という映画

※今日のお話は、人種差別と取られかねない発言が出る可能性があります。 読んで気分を害された場合、予めお詫びを申し上げます。 「ある海辺の詩人~小さなヴェニスで~」という、イタリアの映画をご存知だろうか。 ご存知なくてもご心配なく。 私も知らなか…

もうひとりの息子

「今週のお題」のお題が、もう間もなく変わっちゃうんじゃないか、すべり込みセーフできるかどうかの瀬戸際で挑む!! 「犬派?猫派?」 私は猫派。夫ビクトルも猫派。 ちなみに言えば、前妻シュエは、犬派のようである。 ちなみにちなみに、今までに知って…

今のママでいて 3

前回までのお話(1)は、コチラ。 前回までのお話(2)は、コチラ。 木曜日から、子供たちのイースター休暇が始まった。 休暇の初日は、午前中、ビクトルは、子供たちの宿題の世話やら何やらで忙しかったので、その時間、私は1人でママの家に様子を見に行っ…

今のママでいて 2

前回までのお話はコチラ。 いつだったか、ビクトルの友人が教えてくれた。 国民の平均寿命が長い国は、日本とスペインなんだとか。 日本は、高齢者の介護の問題が深刻だと、よく取り沙汰されるが、スペインでは、あまりそういう話を聞かない。 88歳のママ=…

今のママでいて 1

土曜日、いや、正確には日曜の朝方にかけて、長かったお祭りが終わった。 月曜から子供たちの学校が始まった。 木曜からは、今度はイースターが始まって、子供たちはまた2週間の休みになるけれど、とりあえず、お祭りの祝日休暇が終わった。 前半戦、終了と…

まつりのあさに

前回の記事でもお伝えしたように、私が住んでいるこの街では今、街全体がお祭りムードで賑やかだ。 先日、夫ビクトルの友人達の誘いで、食事に行ったのだが、その後、夜の街を歩いて、お祭り見物をすることになった。 スペインの夕飯時間は遅く、友人達とレ…

私の街は戦場のようだ

今月に入った途端から、それはすでに始まったのだが、今週に入ってから、私が住むこの街では、本格的にお祭りムードになってきた。 今週末の聖人の日がクライマックスなのだけど、この祭りが終われば、春分がやって来て、スペインにも春が来る。 この祭りに…

世界で一番誰が好き?

子供たちの学校のユニフォームは、体育がある日は、学校のロゴが入っている指定の運動着とスニーカーで、それ以外の日は、これまた学校のロゴ入りのポロシャツとセーターにスラックス、そしてローファーだ。 長男アーロンも次男エクトルも、同じタイミングで…

裁きは終りぬ ~弁護士と再会編~

前回の記事を書いてから、だいぶ時間がたってしまったが、現在進行形の話題なので、シリーズとしてこれからも取り上げて行こうと思う。 前回のお話は、コチラ。 先週の金曜日、夫ビクトルが、弁護士に会ってきた。 1年ぶりの再会だ。 この弁護士には、ビクト…

エクトル再び頭痛

今日のお話は、ご覧ください。タイトルのとおりです。 これからこの話を思い出して文章に起こすのかと思うとガッカリしちゃって、それだけで生気を吸い取られる気分ですが、頑張って書いていこうと思います。 はぁ~、やれやれ。 一昨日の日曜日は、あの、我…

ビクトルの友人達

夫ビクトルの、友人との付き合い方は、“狭く・深く”だ。 私もそうだ。 ま、つまり、2人とも友人は少ないということだ。 そんな、数少ないビクトルの友人の中に、小学校時代からの幼馴染みグループがある。 私が彼らに知り合ったのは、結婚前の、私がまだ旅行…

我が家のおバカで楽しい言葉事情

「今週のお題」が“方言”だったので、地方出身の端くれとして、今回も果敢にチャレンジしたいと思う。 私は、東北の雪国出身なので、方言や訛りの中で育った。 その後、東京へ上京して、いっちょまえに標準語で学生生活→社会人生活を送ったが、やっぱり生まれ…